一昨日は、超久しぶりにリアル対面での講演を担当しました。
お呼びいただいたのは、車で40分ほどの県立高校。
市外に出掛けたのも久しぶり^^
やっぱりリアルな講演会って、エネルギーが違うわね…(笑)
内容は、もうあちこちでお話している「恋愛性教育講座」。
一度聞かれた先生方の転勤に伴い、
着任先の学校でもぜひ!とご用命いただいたのは、
初めての定時制高校。
1年生〜4年生まで全部合わせて30名ほど。
全員合わせて(先生も一緒に)聞いてくださいました。
でね…
いつも最初に、生徒さんたちに
二択のアンケートをいくつか聞くんですけどね…
今回、いつも以上に(というかこれまでで一番)印象的だったのは、
「結婚したら、自分の両親のような夫婦になりたいと思う」
(○:青か、×:赤か)
という質問の答えがですね…
95%が×だった
ということ。
いや、いつも×をあげる子は結構な割合でいるんですよ。
それでも4:6、多くても3:7くらい。
でもね、今回は、○(青)をあげた子は 1-2名…
ちょっと衝撃的でした…(T_T);;
が、
心理学の研究においても、
夫婦関係が険悪な家庭で育った就学前の子どもは、
・ストレスホルモン値が非常に高く
小学校〜中学校までを追っていくと
・無断欠席
・無気力
・仲間はずれ
・問題行動
・成績不良や不登校
の症状が多いという報告があります。
なんだかパズルのピースが、
ちょっと合ってしまったような妙な心境になりました。
でもそれは、この子達には
どうすることもできなかったこと。
だから、
そのあと(いつものように)
「いま、青をあげた人たちは、
実はとてもラッキーな人たち。
なぜなら、そんな風になりたいと思える関係は
君たちのお父さんとお母さんが努力して作られたものだから。
何も努力しないで、そんな風にはならないんです。」
「そして、いま赤をあげた人たちは、
もし君たちが将来結婚して、子供ができて、
その子にいまと同じ質問をしたとき、
迷わず青いカードをあげてもらえるような
家庭を作ってください。
今日はそのために役立つことをお話します。」
と伝えたとき、
いつにもまして、生徒さんたちの顔が真剣で
その瞳の強さが胸に刺さりました。
最後に感想を述べてくれて生徒さん。
しっかり内容を聞いてくれていて感激しました^^
きっとね。
どんなに意気がっていたって、
どんなに引きこもってたって、
親が仲が悪くても全然気にならない、
なんて子は、いないんですよね。
それは、いい歳になった私たちでも同じこと。
たまたま読んだ、こちらの記事にも書いてありました。
いくつになったって
「両親には仲良くしてほしい」んだよね。
「子どもとしての気持ちがあふれた日」
人生を楽しむ母になろう *La Vida Alegre*
いつからだって「夫婦関係を諦めない」ことは
その周りで幸せが増える可能性を秘めていると
強く感じた日でした。
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