昨年暮れにこの人とコラボ講座したときに、


「いまSKYキャッスルっていう韓国ドラマ見てる…、なかなか考えるとこがあって面白い」


って言っていて、何の気はなしに

Amazonプライムで最初の一話をみたら

ずるずるとハマってしまい、

36話視聴完了してしまった^^;;

(一話だけ無料・・・でもあとは課金の泥沼状態ね…苦笑)


不時着も梨泰院も避けて通ってきたのに何故に…笑



SKYキャッスル、見た人、いますか?


簡単にいうと、セレブな教育ママたちの

子供お受験に纏わる願望と葛藤の物語。

(すんごいザックリですけど…笑)



キーワードは、名門・高級・富裕層

毎回、富と名誉と権力の嵐です…😅



詳細はこういうサイトにお任せして





韓国の受験教育熱はすごいと聞きますが、

「地位財」を最優先する人生ってこうなるのか…^^;

っていう、風刺的な作品のようです。



登場人物たちが語る

赤裸々な「地位財へのこだわり」とその心情は

興味深くもあり、哀れな感じさえしてしまいます。





AWEが提供している

ウェルビーイングベーシック」というの講座の中で

「地位財」と「非地位財」の違いを扱っています。


(この講座、幸せの概念やポイントや
一般的な幸せについての錯覚や勘違い(笑)がよく分かるようになる講座です^^)



「地位財」「非地位財」とは

コーネル大学ジョンソンスクールのロバート・フランク教授が

提唱した概念で、私たちが人生において

【支出する対象】を大きく二つに分けたものです。


「地位財」とは、

他人との比較優位によってはじめて価値の生まれるもの 

(たとえば、所得、社会的地位、学歴、購入物など…)  


「非地位財」とは、

他人からの評価や承認とは関係なく、
それ自体に価値があり喜びを得ることができるもの

(たとえば、愛情、健康、自由、社会への帰属意識など…) 


と、それぞれ説明しています。



で、私はその際に必ず、


「別に【地位財】は「悪」というわけじゃないですよ…😎」

と伝えるようにしています。


こういう二択を伝えると、

どうしてもどっちが良くてどっちはマズイかという

二元論で考えたくなってしまう人はとても多いためです。


それに、実際は、

消費社会・資本主義経済の中では

そこにお金を使う人たちも大切な存在です…




でも、このドラマを見ていて

「地位財」がもたらす悲劇は、


「人の目を気にして」人生を決めるという

【他律的】な選択 が続いてしまう


ということなんだと思いました。



「地位財」は、

幸せの象徴としてとてもわかりやすいもの。


だから、多くの人がそれに目を奪われる。


比較優位で短期的な幸福感を
感じられてるうちはまだ良いけれど、


それでも、
それを得ることを人生の中心に据えていると

頭の中での「他者と比較」に止まらず、


常に自分以外の「誰か」の存在次第で

動かされているような人生になる・・・


のではないかと思います。



しかも、実際には、

その「誰か」はそんな風に思ってなかったり、

そもそも実在しない架空の存在だったり…。




そんなモンスターに心が巣食われてしまった

セレブな人たちによって

織りなされる様々なトラブルが

このドラマの見どころ・・・・(苦笑)



ただ、私たちの「他者比較」っていうのは

日頃の付き合いの輪の中での相対性で働くと言われているので


要は、どういう人たちと付き合って

自分を誰と比べているのか


っていうのが重要なわけです。


(憧れる地位財にもいろんなレベルがあるということ…笑)




韓流ならではの

「・・・そこまでやる?^^;」

っていうのはあるけど

尚ちゃんが言うように
いろいろ考えさせられましたわ…^^;



見終わってる人がいたら
いろいろ語りたってみたいドラマでした…(笑)





0 コメント :

コメントを投稿