4月から担当させていただいている、慶應SDMのウェルビーイングリサーチラボとウェルビーイング心理教育アカデミーのコラボ企画【幸福学・夫婦編】。

先日の日曜日に開催した第4講は、キリスト教の牧師であり、結婚カウンセリングの大御所でもあるゲーリー・チャップマン博士の説く「5つの愛の言語」を題材に夫婦間でのコミュニケーションについて学びました。




4回目ともなると、人数減っていくのかな・・・^^;
と思いきや、今回も100名を超える方々と一緒に学びました!
(もうね、慣れたもので参加クリックしないでも参加してる人たちがワンサカ…笑)






講義内容については、一緒に担当した夫が当日のスライドも含めてこちらの記事を書いていますのでご覧いただくとして・・・

→「愛情言語って知ってますか?」
(早々に丸投げ☆^^;)




この「愛の言語」すごく面白いんです。
だからとても盛り上がる^^





でも、これを知った皆さんの多くが考えるのは

「私の愛の1次言語をパートナーに分かってもらおう♪」
・・・そして、私の低い言語は私が苦手なんだということも理解してもらおう…( ̄▽ ̄)

というもの。



たしかに、
「私は、言葉で感謝されるとやる気になるからね」
「私の代わりに洗濯物取り込んでくれるとすごく愛情感じるよ」
的なリクエストは可能だと思います(笑)

そしてこれは、自分の欲求充足を考えたら必要なことでしょう。

相手にとっても、何をすることが効果的なのかが理解できたら効率的だし、一生懸命愛を伝えて(日常的には「頑張って」)いることが、実はこちらにはぜんぜん伝わって(喜ばれて)なかったというような事態が防げたら、それは願うところかもしれません。




でも、この「愛の言語」の示す本質的なところは、「相手の1次言語を意識してそれを使ってこちらから(愛を伝える)努力をする」というもの。


相手が喜ぶのは(それがないと辛いと感じるのは)
_言葉による賞賛や感謝 なのか
_隣に座って時間を過ごしたり一緒に出かけたりすること なのか
_心のこもったプレゼントや気の利いたお土産をもらうこと なのか
_家事や用事を手伝ったり代わってあげたりすること なのか
_手をつないだりそっと背中をさすってあげること なのか・・・



(詳しくはこちらの本を読んでくださいね…^^)


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ん?

でもそれ、、、自分にとっての下位の言語なんですけど、、、、

下位ってことは、苦手だし、自分はそれをしたいと思わないことだし、、、




えぇ、そうですよね。

自分と相手の使いたい言語が同じ、もしくは似通っていれば困ることはないのでしょうが、大きく違うときはストレスになるでしょう^^;
(そもそも、言語が同じならすれ違い問題は抱えにくいし…)




今回もシェアの中からそんな質問がありました。

そして、私が皆さんにご紹介したのは、この『愛を伝える5つの方法』の中のこんなくだり・・・



妻が望む「サービス行為」について、自分の中で葛藤する男性が

「もし相手の愛の言語が、自分が自然にしたいと思わないこと、性に合わないことだったらどうすればいいんですか?」

と博士に尋ねます。


すると博士は・・・


「性に合わないからどうだっていうんですか・・・」


(笑)



「愛とは選択すること」だとチャップマン博士は言います。


どうせ何かするんだったら(笑)相手が喜ぶ方がいいじゃないですか^^

「え、だって、なんかそれだと私ばっかり損してるみたいで…」
とブツブツ言いたくなる人がいるかもしれないので、そういう人たちはこちらをどうぞ☆

→「幸せを取り合わない」



今回の講座の感想記事(いや、これまでの回も全部だけど^^)
大村純子さんが丁寧にまとめてくれています。
今朝、これ読んで、なんか涙出てきちゃった☆ ありがとう。

「あきらめたくないんだ、私」 幸福学・夫婦編の学び 第4講 「愛情を伝える5つの方法」





他にもいろいろ感謝のメッセージいただきました。

ご夫婦で受けられた方もお一人で受けられた方も、続々と日常での関わりに試してみていただけている…

あ〜、もうこの夫婦編を担当できてすこぶる嬉しいです♪




パートナーシップについてしっかり学んでみたいという方は、ウェルビーイング心理教育アカデミーで、この秋にそれに特化した講座があります。
(10月20日&11月10日の二日間の予定です。近日募集開始)

そちらもぜひ楽しみにしていてください!
(より良い関係を築くためのいろんなエビデンスをギューっといれてお届けします♪)




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