昨日&一昨日と都内で担当したセルフメンタルオーガナイズ講座で、

「やる気を出す(維持する)にはどうしたらいい?」

というご質問をいただきました。

(この講座は、ライフオーガナイザー向けに私が行っているものであり、メンタルオーガナイザーを目指す方のステップにもなっています)





やる気に関して質問を受けた時、私の頭に浮かぶのは、

「やり始めないとやる気はでません」

というフレーズ。



これは、脳科学者の池谷裕二さんがおっしゃっていたことで、
拙著「人間関係をしなやかにするたった一つのルール」にも引用していて、
以前こちらのブログにも詳しく書いたことがあります。
(・・・ので、これについては今日は割愛^^;)




さらに、先日目にしたのはこちらの本の中にあったこんな見出し。

「情熱は行動によってつくられる」


 その幸運は偶然ではないんです!


プランドパプンスタンスで有名なクランボルツ博士の本です。

そこにはこう書かれていました。

よくある幻想として、早い時期に自分のうちなる情熱を見出し、唯一絶対の職業選択をすることによって、仕事における満足は得られるという考え方があります。・・・<中略>・・・仕事に対する情熱は、他者との意味ある交流を通じて生まれることが多いのです。



私はメンタルオーガナイザーの育成以外に、ライフオーガナイザーとなった人たちが認定講師になるためのプログラムを担当していますが、

これまで「自分の講座を開いたり講師業をしたりするのは私には出来ません…(グスン)
と言っていた何人の人が、
いまや、天職じゃないかと思うほどにイキイキと登壇していることでしょう(笑)

あの人もあの人も、昔「講座とか講師とか、私やりたくないんです…」と言ってたのよね…(* ̄m ̄)



ライフオーガナイザーにはなったけれど、
_片づけの現場ってあまり魅力を感じない(だって大変そうだし…)
_自分の顔や名前を出して営業ブログを書くなんて無理(だって恥ずかしいし…)
_たくさんいるLOのグループに入っていく敷居が高い(だって皆キラキラしてるし…)
などと、消極的だったり気後れしたりして、モジモジしていた人。

そんな人たちが、数ヶ月後、数年後になって、
すごい成果を出していたり、この仕事の魅力を後輩達に熱く語る様子を見るのは、
決して珍しいことではないんですよね…♪(* ̄ー ̄)v


きっとそのプロセスには、自ら行動した結果、(チャプターの交流会に行ってみた、先輩の現場サポートに実習させてもらった、同期で勉強会したり励まし合ったりした、ブログ書き始めた、カンファレンスに出た・・・等々)【他者との意味ある交流】がたくさんあって、情熱が耕されていったのだと考えられます。



心からワクワクするような明確な目標が無くても、
私たちは動き出すことによって得るものがあるようです。

私の講座の中でも、そんな「意味ある交流」がたくさん行われるように期待しつつ…。


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