志でつながっている組織やチームをマネジメントすることは、
とても難しいということをいろいろな団体の長をされている方々から聞きます。
雇用契約があるならいざしらず、
思いとやる気によって集っている人たちというのは、その思いとやる気に波があって、
チームの良い状態を維持することは簡単なことではないわけです。
この本を読んで以来、私は構造構成主義というものに興味を持っています。
この本をきっかけに、著者の西條先生のお話しを聞きにいったり
論文やサイトの記事を読んだりしていますが、
構造構成主義の理解が深まるほどに、
人の心ってこうやって眺めればいいのかーと、
これまで学んで来た心理学ではこと足りなかった部分、
人々が集まったときの心の俯瞰力があがったように思います。
西條先生の名前が一躍知られるようになったのは、
今回、こちらのサイトにアップされている
「ふんばろう 東日本プロジェクト」の取り組みからだと思います。
私も以前、活動報告の会に参加したことがあります。
2013年4月だったかな?^^ |
どんなことをどんな風にされたのかというのは、
こちらの記事とか
■ふんばろう東日本支援プロジェクト
こちらの記事とか
■ほぼ日刊糸井新聞「西條剛央さんの、すんごいアイディア。」
をお読みいただく方がダイレクトに伝わると思いますのでここでは割愛しますが、
今回の
理想の状態は、お互いに感謝の気持ちを伝えることで
「肯定の循環」が起こり、
それをエネルギーにチームが駆動していくこと。
人の気持ちって盛り上がったときにはとってもパワフルだけれど、
その分、移ろいやすいという特徴もあるわけです。
(時間の流れの中ではいろいろなことが起こるわけですから…)
だからこそ、そのチームに長く思いを傾けてくれる人は
貴重な存在と言えるのだと思います。
思いを大切にするって、実は手間のかかることだけれど、
すべてはそれによって動いているのかもしれません。
0 コメント :
コメントを投稿