どんな世界でも、ある程度のキャリアを積んでそれなりに生業になってくると、
同じ業界や同じ業種の人たちがどんな風に仕事をしているのかを
わざわざ覗いてみることが憚(はばか)られたり、
または相手に気を遣って同じ場に顔を出さないようにしてみたりして・・・
どん欲に学んでいる時期を過ぎて、ましてや「先生」などと呼ばれるようになると、
徐々に「手前味噌」な仕事のやり方になっていきがちなものです・・・^^;
そうして「ギョーカイ」というところは、
それぞれ独自の手法や概念を持った人たちが、
それぞれに活動していって耕されていくわけですが・・・
あるときふと気付くことになります。
同じギョーカイで一つのパイを取り合ったり、
まるで自分のやり方が唯一のように「正しさ」を主張する人たちが出現する・・・
私が身を置く「メンタルヘルス」や「カウンセリング」の業界でも、
(人の心に寄り添うことが大切なんですよ…といいながら)
自分の主義主張と合わない人達を軽んじたり、裁いたり、阻害しようとしたりして、
自分の正義を守ろうとする様子が見えたり見えなかったり…(辛)
本当はさ・・・
やり方はどうであれ、クライエントさんの幸福感や
自己効力感が高まったらいいんじゃないの?
一番大切なのは、それによって(その業界がサポートすることで)
どれだけ喜んでもらえる人を増やせるか、ではないのでしょうか?
・・・^^; 失礼、ちょっと熱くなりました。自戒を込めて…です。
カウンセラーという仕事は密室での相談業務なので、ある意味誰にも評価されないし
(クライエントさんからの評判はあったとしても)
自分のやり方がどれほど効果的だったのか(なかったのか)を知る術は
なかなかありません…。
だからこそ、自分のしていることをしっかりとスーパービジョンしてもらったり、
(健全な)フィードバックを受けるということが重要だと感じます。
自分のプロとしての仕事を同じ業界のプロの人たちに見てもらうこと、
そしてそれが業界全体の底上げに繋がる学びのプロセスとなる・・・。
世の中に貢献するためにも、自分が裸の王様にならないためにも、
そんなオープンな姿勢が大切なんじゃないかと思うのです。
さて、前置きが長くなりましたが・・・^^;
そんな志を持った一人の女性理事長が、また新たなことに踏み出そうとしています…。
うーん、たまには違う写真出そうと思ったんだけど、
ビール持ってるか、大口開けて笑ってるかの写真…というのもどうかと思って、結局これです^^;
片付け大賞2014 於:イイノホール
主催:JAPAN ORGANIZING AWARD 実行委員会共催:一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会
後援:特定非営利活動法人ハウスキーピング協会
お片付けに対する彼女の思いが綴られている記事はこちら⇒☆
メンタルヘルスということ同様に(いや、それ以上かな…)
片付けや自宅の整理収納を「プロに依頼する」というのは、
まだまだ日本ではハードルが高いこと。
場合によっては、自分に烙印を押すかのごとく感じられる人もいるかもしれません。
カウンセリングを受けるというのも、似たような感覚をお持ちの方があります。
でも、実際は「もっと早くくればよかった…」とおっしゃる方はたくさん。
お片付けもプロに頼むことで「もっと自分らしい快適な生活」を
手に入れることができるのに、一人で頑張ろうとして、
グルグルと時間ばかりが過ぎていく生活を送っている方々はおおいはずです。
そんな崖っぷりに立つまで一人で悩み続けて自分を責めて、
辛い思いをされる方々が減るためには、
【それを担う業界】がしなくてはならないことがもっとあるはずなんです。
(・・・と高原代表も思ったのではないかと勝手に以心伝心しています/笑)
片付け大賞2014は、
「片づけ・整理のプロ」という職業の普及と認知度の向上を目指しています。
【審査員】(敬称略、姓名アイウエオ順)
一般財団法人日本そうじ協会 理事長 今村暁
スッキリ・ラボ 代表 かたづけ士 小松易
一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会 代表理事 高原真由美
株式会社ベアーズ 専務取締役 高橋ゆき
→審査員プロフィール詳細はこちらから
【審査協力】
特定非営利活動法人ハウスキーピング協会
一次審査を通過して大賞にノミネートされている皆さんは、
ご自身の事例について、当日ステージ上でプレゼンテーションされます。
(きっと今頃はドキドキでご準備に励まれていることと思います…)
これは、プロの仕事をプロが(今後プロとして活動したい人たちが)見ることのできる、素晴らしい機会だと思います。
(特にさ…、お片付けというとテレビ番組で見受けられる「魔法」みたいな演出を思い描きがちですが、ホントの実態はもっと地味で、でももっとクライエントさんの生活に根ざしたドラマがあるのです)
もちろん、お片付け業界以外の方々もご参加いただくことができます。
今後お片付け業界が広く手を携えて、
多くの人たちの生活を快適にするためにサポートするようになる・・・
そんな始まりのイベントに、ぜひいらっしゃいませんか?
詳細はこちらから→【片付け大賞/式典・懇親会お申込み方法】
私も当日は、この記念すべき式典を運営サイドとしてお手伝いさせていただきます。
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