私はKindle派なので、しばらく待っておりましたけど。
そーです!
以前から親しくさせていただいている勝間和代さんの新刊。
しかも片づけ本!!( ̄▽ ̄)
昨年秋頃から、Facebookのタイムラインで繰り広げられていた彼女の片付けプロセス。
どーした?和代さん・・・
何をいきなり目覚めたの・・・??
と驚き半分、どんな風に落ち着くのかな〜という好奇心半分で拝見しておりました。
勝間邸玄関の大〜きな靴箱前にアマゾンのダンボールがうず高く積まれていたときも、
広いリビングの壁沿いに健康器具がぐるりと配置されてパーソナルジムと化していたときも、
その実際を垣間見ておりましたし、
そのときに「もっと使いやすく、整える方法ありますよ・・・」と
懐かしい^^ この写真にあるアレコレはもう手放されたのだろうか…(笑)
でもこの本を読んで、和代さんの片づけのトリガーになったのは
Apple Watchとリチャードワイズマンだったかーーー!と
とても納得したのであります^^
(エネルギーの必要なことほど、その人の願望がしっかりとくすぐられないと行動に移らないということですな)
そして、12月も後半にさしかかった頃、
「奈都子さん、きっと見たいですよね?|* ̄∇ ̄|ニヤッ」
と久しぶりにご自宅に招いていただいて・・・・
そこで私が目にしたのは こーーーーんなリビングでした!
ご本人の許可を得て掲載しています
素敵にクリスマスツリーも飾られていて「よくぞここまで!!」と拍手喝采♡
あー・・・ こんなことならビフォーの秘蔵写真を撮っておくんだったww
・・・と思ったら、ご本人がこちらで公開されていました!(←ホントに潔い^^; 必見です)
上の写真のときは、断捨離完了間際だったのですが、
「さらにスッキリするにはあとどうすればいいですかね…?」
と聞かれたので、もう1段階の仕上げとして
_○○は新しく揃えると気分が上がりますよ
_△△は捨ててしまっても実は困らないし掃除がしやすいですよ
_プレゼントは●●がいいですよ
_プレゼントは●●がいいですよ
などと(ちょっとライフオーガナイザーらしいことを^^)お伝えしました。
・・・ら、今回は(笑)すぐにそれらを実践されて
著書にも反映させていただいていました。嬉し…^^
・・・ら、
著書にも反映させていただいていました。嬉し…^^
なので、この本を読み終えたときはなんだか感慨無量(笑)
というか、いや〜、こうやってまとめるのか〜とあっぱれな感じです。
勝間和代さんという人は、
納得するところまで取り組む(情報を集める&素直に試す)
↓
効果を検証する(数字で測る&確かめる)
↓
他の人にも汎用性があるようにまとめる(フレーム化する)
が本当に得意な方で、
これもそのような作業が見事に凝縮した片づけの「実験&体感&データ本」だなー
と思いました。やはりエネルギーの注ぎ方と思考の使い方が違います。
・・・・で、肝心の本の内容です。
彼女は本の中で、捨てられない心を作る思考について
・ものぐさの罠
・バッチ処理の罠
・サンクコストの罠
という三つのポイントを解説しています。
・ものぐさの罠
・バッチ処理の罠
・サンクコストの罠
という三つのポイントを解説しています。
中でも私が、こうきたかー!とやられてしまったのは、
バッチ処理(溜めて一気にやる)よりも 逐次処理(その都度やる)ことの効果について
ここから引用
ここから引用
本やCDも、「オンデマンド」になると、売り上げが下がります。 もともと、本やCDは、買っても読まない本、聞かないCDをみんなが買っているから、です。それがオンデマンドにした途端、みんな不要なものを買わなくなるので、売り上げが下がるのです。だから生活も、必要な時に必要な分だけ買うというような「オンデマンド」にしたほうがよいのです。(中略)
「まとめてやらずに平準化する」というのは、投資や経営にも通じる普遍的なルールです。引用ここまで
・・・・と、ドルコスト平均法や経営学的な売り上げの平準化に話が及んでいきます。
(さすが、経済評論家です^^)
そして、この逐次処理のお助け家電として、ルンバやブラーバの使い方まで綴られているところが、さすが和代さんだわ〜と思う次第です。
もひとつおまけに私がシビレタところ(笑)
以前「基本、何かに取り組むとき、数字で捉える方が好きなんですね?」と聞いたら、
「その方が落ちつくんです」という回答を得たことがあります。
(もうね・・・そのシンプルな答えにご本人を目の前に笑ってしまいました^^;)
だから、
ここから引用
都内で60平米の家を、15万円の家賃で借りている(もしくはローンを負担している)と考えると、1日当たり5000円のコストがかかっています。すると、1平米、いちにちのコストは80円です。何か1平米のもの1ヵ月取っておくだけで、そのコストは2,400円、1年間では3万円くらいがかかる計算になります。
引用ここまで
わはは☆ そーですね、和代さんなら当然そういう計算に至りますよね・・・
他にも、モノと空間スペースのバランスについて「収納破産ポイント」と表現したり、
「ときめき」のようなモノに関する所有基準を「ユーティリティ」に括ってみたりして。
これまでの片付け本と似て非なる部分があちらこちらに・・・
後日、メルマガで勝間さん自身も
実は、この断捨離系の本の市場「超レッドオーシャン」
ところが、フタを開けてみたら、アマゾンでも予約がものすごくて(中略)
どうしてだろうと思ったのですが、みなさんの書評をみてなるほど、と思ったのが、やはり強烈なのが「ロジック化」「言語化」という部分に、一定の層の皆さんが反応してくださった、ということです。
(中略)
今回の学びは「レッドオーシャン内にもブルーオーシャンはある!!」でした。
と書かれていました。
加えて私は、単なるロジカルな解説だけでなく、
和代さんの素直な体当たりの奮闘記が折り混ざっているところが魅力なんだと思っています。
加えて私は、単なるロジカルな解説だけでなく、
和代さんの素直な体当たりの奮闘記が折り混ざっているところが魅力なんだと思っています。
また、和代さんはよく、
「私、気づいたことがあるんですよ〜!」といって自分の生活の中でやってみて効果があったことや新しく気づいて取り組もうと思っていることを嬉しそうに話してくれます。
日常の暮らしの中にネタがたくさんある感じ(笑)
今回の本の中で、彼女自ら
「自分で気づいて、しっかり腹落ちしないと、行動できないというタイプです」と
自己評価されていますが、
人よりも何かに「気づく」アンテナがめっちゃ高いし
(原則として彼女の興味のあるものに限る)
「腹落ち」するために集める情報の量はハンパないし
(この辺は本当に最上志向と学習欲のなせる技)
「行動」するとなったらそのエネルギーと期間の凝縮性は凄まじいからこそ、
(だからこうやって取り組んだ結果が本にできちゃう…)
和代さんが↑こうやってこれまでハマったことからこんない著書が生まれているんでしょうね・・
ダイエットしかり・・・
お料理しかり・・・
ゴルフしかり・・・
です。w川・o・川w オォーーー!!
というわけで、片付け収納本、かなり読んでいる私ですが、
いろいろな意味でとても楽しく拝読させてもらった一冊でした。
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