一週間前の今日は、ちょうど京都入りして
夜中まで本番のデータをチェックしたり、発表者の皆さんとやりとりしたりしてた頃…
始まる前は、「あーーー終わったらのびのび
と思って気合いを入れて臨むわけですが、ひとたび幕が開き、イベントが始まったその後は本当にあっという間に時間が過ぎていくもので・・・。
何人の人たちが、あの楽しい場所から(現実に?^^;)
帰りたくないと 思ったことでしょう^^ (だって非日常的な楽しさだもんね…♪)
そして、すべてが終わり、しばらくはその余韻に浸りつつ、
「あの返しはサイコーだった!」
「あの場面でグッときた…☆」
「あれはもっとこんな風にできたなー」と
楽しかったこと、心に響いたこと、改善の必要なこと…など
一人回想を繰り広げてみるわけです。
ま、溜まっていた仕事がお出迎えしてくれるので
祭りの後の静けさ・・・というのは感じられないのですけれども^^;
きっと参加された全国のオーガナイザーたちも同じように
この“超楽しかったイベント”を何度も思い返しているようで、いままさに
【オーガナイザー カンファレンス】と検索をしていただくと
多くのオーガナイザーたちが参加した後の感動を綴っているブログに辿り着きます。
(リンクしようかと思いましたが、しきれる数ではないので… ぜひ検索してみてください♪)
今回のカンファレンスに参加して、多くのオーガナイザーが感じたこと。
それは「ライフオーガナイザーであることの誇り」でしょう。
今回シンポジウムの基調講演を担当してくださったジュディスさんが、三年前のカンファレンスで来日されたときにおっしゃっていたこと…
「ものを手放すことに関しては感情的なケアが必要なのです」
このことが私の中にはずっと残っていて、それ以来、ライフオーガナイズの根っこのところにはとても人間味溢れる(心のヒダを大切にする)ものがおかれていのだと理解するに至りました。
特に今回は、ADD/ADHDの様相を持つ方へのアプローチや診断そのものへの捉え方に関するセッションが多かったのですが、
どんなクライエントさんであれ、住まいも人生もケースバイケース。
片付け方の王道や決まりきった手法に自分を合わせようとして(自分の良さを見失って)苦しむ必要はないのです。
そう・・・。
ライフオーガナイザーとして私たちが扱っているのは、単なる片付け方や整理収納術ではない。
生きにくさや捉えにくさを抱えている人たちに
「こんな方法だったら自分にもできるかも…」と光を感じられる仕組み作りや
「こんな考え方ならこれ以上自分をすり減らさないで済む」と思えるサポート体制を
届けていくこと。
そして、モノや情報に圧倒されて苦しんでいる人たちが自分自身の人生を、
もっと楽に もっと生きやすく 過ごせるようにお手伝いすること・・・。
いまよりも生きやすくなるための自分や他者との程よい調整方法を見つけること、それをご自身の人生に取り入れやすくするためのサポート役がライフオーガナイズなのだと、あらためて思いました。
海外ゲストの講演に聞き入るオーガナイザーたち
今回初来日されたNAPOの会長であるメアリーさんは
「クラターの中にはその人の歴史がある」とおっしゃっていました。
他者からみたら、不要なゴミのように見えるものでも、その人にとっては、そのモノに、そこに至るプロセスに、自分を映す特別なものがあるということです。
目に見えるものは大切だけれど、目に見えないものを見ようとする姿勢は更に必要なことなのだと深く感じさせられた三日間でした。
また、私自身も、ライフオーガナイザーを名乗れること、
このライフオーガナイザーの一員でいられることに誇りを感じられた瞬間でした。
(・・・とちょっとまじめに書いてみました。約束通り、今日中にアップできてホッ。。^^;
カンファレンス回顧録はもうしばらく続きます…)
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