2020年6月19日

「仲の良い両親」がいるだけで…



一昨日は、超久しぶりにリアル対面での講演を担当しました。

お呼びいただいたのは、車で40分ほどの県立高校。
市外に出掛けたのも久しぶり^^

やっぱりリアルな講演会って、エネルギーが違うわね…(笑)


内容は、もうあちこちでお話している「恋愛性教育講座」。



一度聞かれた先生方の転勤に伴い、

着任先の学校でもぜひ!とご用命いただいたのは、
初めての定時制高校。


1年生〜4年生まで全部合わせて30名ほど。
全員合わせて(先生も一緒に)聞いてくださいました。



でね…

いつも最初に、生徒さんたちに
二択のアンケートをいくつか聞くんですけどね…




今回、いつも以上に(というかこれまでで一番)印象的だったのは、

「結婚したら、自分の両親のような夫婦になりたいと思う」
(○:青か、×:赤か)

という質問の答えがですね…



95%が×だった

ということ。



いや、いつも×をあげる子は結構な割合でいるんですよ。

それでも4:6、多くても3:7くらい。



でもね、今回は、○(青)をあげた子は 1-2名…

ちょっと衝撃的でした…(T_T);;



が、

心理学の研究においても、
夫婦関係が険悪な家庭で育った就学前の子どもは、

・ストレスホルモン値が非常に高く

小学校〜中学校までを追っていくと

・無断欠席
・無気力
・仲間はずれ
・問題行動
・成績不良や不登校

の症状が多いという報告があります。



なんだかパズルのピースが、
ちょっと合ってしまったような妙な心境になりました。




でもそれは、この子達には
どうすることもできなかったこと。



だから、

そのあと(いつものように)

「いま、青をあげた人たちは、
実はとてもラッキーな人たち。
なぜなら、そんな風になりたいと思える関係は
君たちのお父さんとお母さんが努力して作られたものだから。
何も努力しないで、そんな風にはならないんです。」

「そして、いま赤をあげた人たちは、
もし君たちが将来結婚して、子供ができて、
その子にいまと同じ質問をしたとき、
迷わず青いカードをあげてもらえるような
家庭を作ってください。

今日はそのために役立つことをお話します。」

と伝えたとき、

いつにもまして、生徒さんたちの顔が真剣で
その瞳の強さが胸に刺さりました。




最後に感想を述べてくれて生徒さん。
しっかり内容を聞いてくれていて感激しました^^



きっとね。

どんなに意気がっていたって、
どんなに引きこもってたって、

親が仲が悪くても全然気にならない、

なんて子は、いないんですよね。



それは、いい歳になった私たちでも同じこと。



たまたま読んだ、こちらの記事にも書いてありました。

いくつになったって
「両親には仲良くしてほしい」んだよね。

「子どもとしての気持ちがあふれた日」
人生を楽しむ母になろう *La Vida Alegre*




いつからだって「夫婦関係を諦めない」ことは
その周りで幸せが増える可能性を秘めていると
強く感じた日でした。



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