2019年1月11日

自律の反対は何ですか?




今日は一年ぶりの亜里さんとのコラボ講座でした。

ポジティブ心理学 X 内的コントロール《第三弾》
「幸せを増やすウェルビーイングコーチングとポジティブサイコセラピー」





会場一杯の満席にて大盛況となりました!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。



前半は、亜里さんから、
ポジティブサイコセラピー(PPC)の効果とそのエビデンスについて。
そして、どうしてPPCによってうつ状態が改善するのかというメカニズムと、
PPCって実際には何をやってるのか・・・という解説を。






後半は、内的コントロール心理学の解説と
エドワーズ・デシの「自己決定論」から考える他者支援について。

今回は特に《自律性》にフォーカスして、皆さんと一緒に考えました。


そう。

他者支援の役割を担っている人たちにとって
(カウンセリングとかコーチングとかセラピーとか...子育てもかな?)
この《自律性》を尊重した関わりってとても難しい。

相手のことを思うがゆえに、
つい近道を教えたくなったり、
代わりに決めてあげたくなったり、
こちらの期待通りに進めたくなったり、、、

するんですよね^^;


(ちなみに、2018年の暮れに鈴木尚ちゃんとコラボしたセミナーでは、
この自律性の要素を、親子関係に特化してお伝えして、こちらも大好評でした♪)



このときのブログ書いてなかったから、ここで報告しちゃう…^^;;





で、今日の話に戻りますが、


《自律》の反対ってなんだと思いますか?


と、皆さんに問いを立てたんですね。



この質問から、「自律」の理解が深まったというフィードバックを、
講座後のアンケートから数多くいただきました。



《自律》の反対は、《他律》です。

この自律と他律について、日本大百科全書には
人間の行為において、その行為が、感覚的衝動であれ、あるいは他人の意向であれ、自らの意志によって律せられていない場合、その行為を他律的行為という。反対に、自らの意志あるいは理性によって行為が律せられている場合、それを自律的行為という
と書かれています。


さっきの、「相手のためを思って・・・」提供する情報の中には、
この「自らの意志によって行為を律すること」を妨げることもあるということ、

そして、誰もが内発的モチベーションは持っていて、
自ら動き出す存在である(と信じる)ことの重要性などについて
お伝えしました。



AWEのナビゲーターや会員の皆さんもたくさん(好奇心で?笑)ご参加くださいました。




最後に残られていたみなさんとウェルビーイングポーズ^^



幸せを増やす取り組みが
今年は益々広がっていくことを期待しつつ・・・



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