先月担当した高校二年生向けの健康講座「愛情と信頼を育てる恋愛性教育講座」の感想アンケートが届きました。
こちらの学校の先生とは、私が静岡市内で初めて性教育についてお伝えした一般講演会に来てくださったときからのご縁で、かれこれ15年くらいになります。
ご自身が以前にいらした学校、転勤された後の学校、他校との養護の先生方のネットワークを通じて、静岡市内の複数の(トータル6校)高校で講演させていただくきっかけを作ってくださった方です。
そのA先生も今年で定年退職だといことで、講演後は、なんだかしみじみと二人でこの講座の歴史を振り返る時間があり・・・
「奈都子先生の講座は、テレビでやってるような(NHKの特番とか)性教育の内容より、ずーっとずーっと生徒たちには必要だと私は確信してるんです!」
そんな風に気に入ってくださったことで毎年継続させていただいたのですね。
本当に講師冥利につきます^^
参考記事:「恋は落ちるもの、愛は育てるもの」
今回も生徒さんたちのアンケートを送ってくださいました。
一部を抜粋させていただくと…
◯ 慎重に距離を縮めていくと飽きてしまいそうだと思っていたが、仮にそうなったらその時点で見直すべき関係で、無理に進むのはやめようと思った。
◯ 自己中心的にならず相手のことをしっかり考えられるようになろうと思った。スキンシップではなく話し合ったり一緒に協力して何かをすることが人間関係にとってとても大切なことがわかった。
◯ どうやって好きな相手と信頼関係を育てたらいいのかがわかってためになった。
◯ クオリティタイムという言葉を初めて聴きとても大切なことだと知った。お互いが信頼して楽しく過ごせるようなことをしたいと思った。
◯ 結婚相手だけは唯一自分で選べる家族という言葉に感動した。だから結婚するときまたはその前の恋愛で相手といろいろな話をしてお互いを知っておくということを大切にしたい。
◯ 両親を見て結婚すれば幸せになれると思ったけれど、お互いが努力して幸せになっているんだと思った。
という肯定的な意見がほとんどでしたが、中には
◉ 一歩踏み出そうとしていた時期に言われたので、やりにくくなった。
というような(正直な^^)感想もありました。
また、
■ 私は確かに親のような夫婦にはなりたくないと思っているが、だからといって両親が努力不足であるとは思わない。
と、含蓄のある感想もありました。
お互い努力をしたけれど、願っているような方向には進めてなかった…というリアルな状況を、子供の立場からしっかりと眺めているんですよね・・・
10年ひと昔・・・以上の時間が経てば、生徒さんたちの置かれた状況や恋愛事情も変化してますから、以前とはちょっとずつ手応えが変わってきているようにも思いますが、
それでも、誰かを好きになって関わりをもって仲良くやっていく…というプロセスを、彼らが求めていることに変わりはないんです。
学校ではなかなか教えてくれない大切な人間関係の育て方を、親御さんたちがご自身のお子さんたちに伝えられる機会を増やしたいと思って開催していたこちらの講座。
久しく開催できてなかったのですが(いろいろ他の講座が満載だったので…^^;)
来週、青森で開催します!
思春期までに伝えたい!「親子のための恋愛性教育講座」
〜我が子の将来に幸せな結婚を願うすべてのパパとママへ〜
10月8日(月/祝)10:30-12:30
※休日開催ですので、ぜひご夫婦でお出かけいただけると嬉しいです♪
過去、PTAの会で呼んでいただいたときは、ママよりパパの方ががっつりきいてくださいました^^
青森の方はもちろん、青森近郊にお知り合いのいらしゃる方、ぜひご紹介いただけると嬉しく思います!
こちらの講座、都内での開催のご要望を随分いただいております。
東京開催についてはいましばらくお待ちください^^;
年内開催を目指して調整中です。
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