2018年8月4日

片づけとメンタルヘルスの関係


シカゴに行ってきたんですよね…

えぇ。。。あれは4月の終わりのことですから、もう三ヶ月余りになりますか…^^;



世界中から片づけのプロたちが集まる大イベント、NAPOの国際カンファレンスに参加。

今年はカンファレンスといっても、リトリート形式で行うということで、シカゴ市内から2時間弱の郊外での開催でした。





今回の会場となったQセンター。





思い起こせば、あれは2015年のこと。(もう三年前かい?)

初のNAPOカンファレンス参加は、こんな大所帯なメンバーでいったロサンゼルス開催。



ロス在住のオーガナイザーのお宅訪問ツアーのひとコマ。
遡ってみたら、このときのブログってアップしておらず^^;;
Facebookのシェアで十分満足してたんですね。




前回とは打って変わって、今回のメンバーはこんなにコンパクト
あぁ・・・もう懐かしささえ感じてしまう(笑)




・・・で

空間の片づけサービスを提供していない私ですが、今回再びNAPOカンファレンスに参加して、いろんなプログラムに出たり、お宅訪問も二件ほどツアーさせていただいたりして思ったことは・・・


「日本人の片づけノウハウってかなり秀逸なんじゃない…?」ということ。



家の広さの違いや収納環境の違い、1つ屋根の下に暮らす人数によっても片付けやすさは大きく異なります。


これまで拝見したアメリカのオーガナイザー宅は、どこもドーンと広いクローゼットや、ベットルームがいくつあるんだい?という間取りでした。

もちろん、家が大きかったら誰もが住みやすくオーガナイズ出来るというわけではないし、大きいが故の悩みどころはたくさんあると思います。
(だからこそ、プロフェッショナルオーガナイザーたちがこんなに育っているのでしょうから…)


でも、日本の狭小住宅や二世帯住宅ならではのオーガナイズのコツは、その環境の中で生み出された知恵だと思います。


限られた収納環境を抱える住宅事情の中で、住み心地をアップしていくオーガナイザーたちの片づけスキルというのは、いや、なかなかのものよね…というのは、前回も今回もこのカンファレンスに行って感じたことです。




さらに、日本のライフオーガナイザーたちは、クライエントさんの心に寄り添う片づけを心がけていて、それぞれが抱える事情や片づけに対する思い、そして片付けた先に何を描いているのかという価値観を大切にしています。



カウンセラーとして私が感じるのは

「片づけは、単なる空間の整理にあらず。
心の健康度を上げ、人生を明るくする、素晴らしい手段。」(by奈都子)

だということです。



なので、

「そういう日本のトピックスをまとめて、NAPOで発表したらいいんじゃない?」

とシカゴのバーで親分に言ってみました。



・・・ら、

「そういうの、アメリカの人たちが聞きたいかなー?」

というので、

「分科会の発表は、単なる(受講者に求められる)講演だけじゃなくて、そこで発表したっていう実績にもなるよ。(それに日本の様子を知りたいオーガナイザーも実は結構いると思うし…)」

と伝えました。


・・・ら、

「実績のためには、ちゃんとエビデンス出した方がいいよね・・・」

という話にもなり、片づけとメンタルヘルスの研究データを取れたらさらにいいね…、ってな話になったように記憶しています。
(飲んでたので半分薄い記憶なんですが…^^;)


今年でJALO(日本ライフオーガナイザー協会)は10周年。

次のステージとしてこの海外発表っていいんじゃないかな・・・(ボソッ☆)





っと、まぁ、海外でのカンファレンス発表はもう少し先のこととして、日本での片づけ事情が赤裸々に語られる場は、こちらにあります!








片づけのプロたちが、何を大切に、どんなことを目指して、片づけ現場で汗を流しているのかが、実際の事例がそのクライエントさま同伴の元に紹介されます。


片づけることによって、人間関係が変わったり、心が整ったり、新しい扉が開いたりした、リアルな実情を、ぜひ多くの人に聞いて欲しいと願っています。

(私は今年もイベントオーガナイザーとして裏方のお手伝いをさせていただきます^^)



片づけは多くの人たちを幸せを運ぶ手段です。
ご興味のある方は、ぜひこちらからお申し込みを。

→片づけ大賞2018 参加方法




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