2016年1月25日

目標やイメージを【具体的にする】コツ①



カウンセリングでもメンタルオーガナイザーの養成講座でも
心や思考の整理を手伝っていて思うことは、

【具体的に考えること】ということがとても大切だということ。


なぜなら、願望でも目標でも対処法でも
私たちの思考は、具体的であればあるほど実現しやすくなるから!です。





ロールプレイのデモンストレーションをしたり、
メンタルオーガナイズのセッションの見本を見せたりするなかで

「奈都子さんはどんなことを考えながら質問してるんですか?」とよく聞かれます。


そもそも、私は何かを「具体的にする」という思考が得意な方で、
あまり気負わずに考えなくても出来てしまっていたために…(←これ強みね^^)

いままでは、

「そのクライエントさんが
どんな場面でどんな風に動いているのかを想像出来るように質問しているんです…」

(私の中では分かった風な^^;)お答えをしていました。

でも、この「具体化のコツ」のようなものを求めている人たちが、
実は結構いらっしゃるということがだんだん分かってきたんです。(byナツコ調べ)



私が思う具体的というのは、

絵とか図とかに書けるということ

と理解しています。

つまり、その人が自身の様子が「見えるように」聞く(質問する)ことをしていました。


・・・で、そんなことを考えていたら(引き寄せるんですね〜^^)
ちょうど読んでいた本の中で、この「見える化」するために必要な要素がスパッとまとめられている箇所を見つけました!




頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?

方眼ノート市場を活性化されたであろう、高橋政史さんの本です。
(実は先日、あるパーティでお目にかかってご挨拶させていただきました)


以下引用

あいまいさを避け、わかりやすく正確に書くには、「見える!言葉」を使って書くことが大事です。<中略> 具体的には、「固有名詞・数詞・動詞」などをさします。

引用ここまで


もうね、「そうそう!これこれ!!これが言いたかった!!!」
と、まさに膝を打った瞬間でした♪


「固有名詞」と「数字」と「動詞」を使おう!!!



高橋さんは、この「見える!言葉」を
わかりやすい文章を書くための要素として挙げられていましたが、
これは、誰かに読んでもらうための文章のみならず、
自分自身の目標やイメージなどの、思考を整理する中でとても役立ちます。


カウンセリングの場面で、クライエントさんの状況や行動計画を理解するために質問する際にも、これをポイントにして聞いてみると、素早くクリアになります。


たとえば、

「家族にもっとわかってほしいんです」

という願望。
なんとなく分かるような分からないような(いや、分からないね…^^;)感じがします。


これを「固有名詞」と「数字」と「動詞」を使って話してもらうと・・・

「夫に1週間に1回程度は、私の愚痴を聞いてもらいたい(話したい)」

ということになるわけです。



また

「資格をとるためにがんばります!」

という行動計画。
これまた分かったような分かってないような感じでしょ?(いや、分かってないよね〜^^;)


同様に「固有名詞」と「数字」と「動詞」を使って考えると・・・

「来月の○○協会の一級講座の試験に向けてテキスト△ページを再度読む
→課題のレポートを○日までに書き上げる」

という具合です。



見える言葉を意識することで、その人が(自分が)
どこで何をどんな風にしている場面を願って(目指して)いるのかが分かりやすくなります。

自分が望んでいることも、目標にしていることも、目指している方向も、
見えるということは、イメージしていることの「ピントがあう」感じです。

ピントを定めるように思考を使えば、
より手に入れるものが確実になるのではないかと思うのです。


・・・つづく。


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