2014年7月7日

キラキラしなくちゃいけない症候群



ライフオーガナイザーの人たちって、
なんだかみんなキラキラしてますよね…


そんな風にご覧になっている方は多いのかもしれません。

実際、SNSやFBの書き込みでもライフオーガナイザーたちの楽しそうな様子は日々アップされていますし、実際にお目にかかった方からもよく言われます。




キラキラしてる・・・
輝いている・・・

それはべつにライフオーガナイザーに限ったことではなくて
自分のやりたいことを見つけたり、
自分の欲しいもの(こと)が手に入ったり、
自分の会いたい人に会えたり、といったような

切り取られた達成場面をたまたま目にする
ことでそんな風に思うのかもしれません。

そして心のどこかで思うのでしょう。

・・・・「それに比べて私なんて、ちっともキラキラできてない…(汗)」

とか ^^;;


光があれば影があるわけです・・・

どんなにキラキラして見えている人でも、歯を食いしばって眉間にシワを寄せて(笑)
鬼の形相で頑張ってる瞬間もある…

スイスイと水面の上を優雅に滑るように見えている白鳥が
水の中では忙しなく足をばたつかせているのと似ています。


「ライフオーガナイザーの集団って、なんだか女子高ノリみたいでどうも苦手です」
というご感想をいただいたこともあるのですが、それもどの切り取られた瞬間をご覧になっているかで印象が変わるんでしょう…
(たしかに今時の女子高生よりよっぽどテンション高めなことはありますわ…(苦笑)アラフォー&アラフィフのエネルギーったら…ねぇ^^;)




これまでの自分を変えようと思って、何かの資格をとったり、仕事を拡張したり、ネットワークを広げたりして、頑張っている人たちに共通のことは、

ちょっと背伸びしてストレッチゾーンを生きているということ

ではないかと、私は思っています。


自分が住み慣れた(楽チンに過ごせる)Cゾーンから出て、
ちょっとストレスのかかる、ストレッチゾーンに踏み出すこと。

それは、簡単なようで、勇気も決意も覚悟もいることかもしれません。
キラキラの裏側にはウジウジやイライラやモンモンなんていう影が存在しているのです。

※下記の内容については、中原淳先生のこちらの記事を参照のこと。
1.Comfort Zone(快適空間:コンフォートゾーン)
2.Stretch Zone(背伸び空間:ストレッチゾーン)
3.Panic Zone(混乱空間:パニックゾーン)



なので、私こんなに幸せなのよ… いいでしょ?すごいでしょ?…なんて、
見せびらかすつもりだけでブログやFBを書いている人は 
(いるにはいるのだろうと思いますが^^;)全体量からみたらきっと極少数。

というよりも、読者サイドで何かのアンテナに触れてしまって
高い知覚(必要以上の意味付けをして)見ていることの方が多いのではないかと思います。




ライフオーガナイザーになったら → キラキラできる

そんな方程式を夢に見て、資格をお取りになる方もあるのかもしれませんが、
実際はそんなに甘くない…(苦笑)

ストレッッチゾーンに手を出せば、
足がつったり擦り傷作ったり筋肉痛になることなんて年中あるんです…(笑)



私個人としては、「私もキラキラしたーい!」と思うこと自体は悪いことじゃないし、それで生活にハリが感じられるならGOODだし、もし自分の可能性を感じられるようなものに出会えたなら尚更GOODだし・・・と思っていますが、

でも、まぶしすぎる誰かと比較して焦ったり、自分の価値を低く見積もりすぎたり、ましてや自分より頑張っている人の足を引っ張ったりするのは本末転倒です…。


比べるべき相手は、昨日の自分。

焦らなくていいし、誰かと比べて凹まなくていいし、なんだったらキラキラなんてしなくても、自分で自分にOKが出せたらそれでいいんです!

人と比べた優越感ではなくて、これまでの自分より成長したという有能感を持てるようになることが大切なのだと感じます。




0 件のコメント:

コメントを投稿