魅力ラボ主催『メモの魔力』出版記念「前田裕二講演会」
もう数日前、いやひと月前から、楽しみで楽しみでワクワクしていたんです。
ご手配いただいた 上坂真理さん、スペシャルサンクス♡
すっかり一緒にはまってくれた(笑)吉島恵美さんもありがとう♪
(あ、私、髪の毛切りました^^; だいたい最初はスルーされるくらいの別人モードです/笑)
さて、かれこれこの半年ほど、
私の中では会いたい人ベスト1だった人。
初の 生 前田裕二氏を拝みにいって思ったことは・・・
彼の持つ一番の魅力は
「優しさ」だったということ。
いや、よくね、
私が前田裕二キャンペーンを繰り広げてると(笑)
「で、何がそんなに良いの?」と聞かれるので
そんなとき私は、
「賢い。スマート。ギラギラしてない…(笑)」
と言っていたのです。
でも、今回の講演で、その端々に、
(それは、話すトーンだったり、言葉選びだったり、立ち居振る舞いだったり…)
「なんて優しい人なんだろう…」(もちろん目は♡/笑)
と感じる要素が溢れてて、ある意味びっくりしたのです。
だって、優しさって、実は難しい、、、というか
カテゴリー的に、親切なのか、繊細なのか、寛容なのか、
いろいろな視点からの見方があるでしょう?
だから、これまで私の中では「優しい人」っていう形容詞は
なかなか最上級な褒め言葉としては用いてこなかったのですが、
彼に限っては、こんなにぴったりした言葉はないんじゃないかと思うくらい
本当に優しい人なんだろうなーと心底思った次第です。
今回の講演会は、事前に参加者から質問を集めて
全時間そのQ&Aで構成されるという珍しいパターン。
(前田さんの好きなスナックをイメージして
ステージ上のテーブルにはボトルも並べられて、ホスト役はママ風に^^)
で、今回、いろんな角度からの本人談を聞きながら、
ここかしこに、
ポジティブ心理学で伝えている幸せのエビデンスが
実践されているのが分かって、
も〜、ぜひそれと紐付けて、
前田裕二という人を(勝手に/笑)解説してみたい!!
・・・というのが今日の記事です!
(なので講演会のまとめではありません。
長いよー。でも着いてきて〜!
そしてあなたも前田裕二ファンになって〜( ̄▽ ̄)
ではいきましょう♪
その特徴は3つあります!(笑)
1. 前田裕二という人はギバーである
講演会の冒頭で「愛の質」についての話があって
(多分、どうすれば愛の質が上がるのか?みたいな質問だったような…)
「二つコップがあって、相手に水を入れようとしたとき
自分のコップに水が入ってないと、入れてあげられない。
だからまずは自分を満たすことが大切なんです」
前田さんのコップは?
「僕は、結構ひったひたなんです(笑)」
さらに、
自分が満たされていなくて相手に与えていると
それは取引のようになってしまう。
愛とは取引じゃないんです。
愛とは与えるものだから…。
・・・というようなことを話したはず^^;
(ステージ見てるとメモしきれないのー☆^^;)
さて、
・人に与える人をギバー
・人から奪う人をテイカー
・与えた分と得られた分を同等にしようとするのがマッチャー
それぞれがどんな人で、どんな関わりをして
どういう人が成功しやすいのか、、、
ということが著されているのがこちら。
アダム・グラント著『GIVE&TAKE』
ここには、
もっとも成功から遠い人も、もっとも成功する人も、
どちらもギバーであり、
前者は自己犠牲的なギバー、
後者は他者志向的なギバーだと書かれています。
ひったひた発言といい、
愛は与えるものだと断言するあたり
前田氏は、他者志向的なギバーなのでしょう。
そして、幸せの研究には、時間やお金を
自分のため(だけに)使っている人よりも
他者のために使っている人の方が
幸福度が高くなるというエビデンスがあります。
前田さんのコップがひったひたなのは、
まさに「情けは人のためならず」で
誰かを思いやったり与えたりすることで、
自分のコップが満たされていくというよい循環の中で
過ごされているのではないかと思いました。
2. 前田裕二という人はグリッターである
グリッターという言い方が正しいのかどうかわかりませんが^^;
彼がGritという「やり抜く力」を携えていることは間違いない!
たしか「いままで挫折や失敗したことは何ですか?」
みたいな質問を聞いたとき、
「ぅうん。。。あるかな・・・ないな・・・」
とボソッとつぶやいたんです。
ないって言ったので(時間も押していたので)
すぐに別の質問に切り替わったのですが、
たしか、以前他の講演会の彼のログでも
「あきらめない限り、失敗じゃない」
みたいなことが書かれていたような…?
みたいなことが書かれていたような…?
Gritを高める重要な要素の一つが
「グロースマインドセット」
(拡張的知能観/しなやかマインドセットとも呼ばれます)
その逆は「フィックスドマインドセット」
(固定的知能観/こちこちマインドセット)
前田さんの幼少期の話を聞いていると、
いくらでも生い立ちや環境や才能のせいにできる要素は
ゴロゴロしているように見えるのに
(〇〇だから出来ない、仕方ない・・・というのがフィックスドマインドセット)
いままでのことも、これからのことも、
自分の熱量と行動量を掛け合わせて、
いくらでも目的とするところに進んで行こうとする姿は、
まさしくグロースマインドセットを土台にした
(やれば出来る、失敗したんじゃなくてまだ出来てないだけ・・・)
(やれば出来る、失敗したんじゃなくてまだ出来てないだけ・・・)
グリット持ちだという印象です。
彼がいま目標として掲げている100万部。
『本当に達成しちゃいそうで怖いんですよね…」
ってつぶやきは、けっこうマジなんじゃないかな…^^
難易度の高いことへの挑戦から、
未達でいることの面白さ、みたいなもの、
きっと経験されているのではないでしょうか。
3. 前田裕二という人はレジリエントである
もうこれは、あの場にいた誰もが感じたはず。
(8歳のときにお母さんが亡くなって)
「お母さんのこと、本当に大好きだったから、
そのときのことに比べたら、これくらいのことで
悲しんだり落ち込んでる場合じゃないなって・・・」
愛情深かったというお母様とのエピソードを
淡々と、それも微笑みながら話す彼の様子に
この人はどれほどの悲しみや試練を乗り越えて
こんなに強くなったんだろう…と胸が詰まってしまった。
そしてきっと、大きな悲しみを経験したことで、
他者との愛のやりとりに卓越したのでしょう。
レジリエンスとは、「回復力」「弾力性」のこと。
逆境や困難の中にあっても折れない心を持ち、
しなやかに復元できる人をレジリエントと呼びます。
この本の中に
「ストレスマインドセット」について書かれています。
これまではストレスって悪いものと思われてた節が強いですが、
多くの人は、そのストレスをエネルギーに変える力を持っていて
つらいことや悲しいことがあっても
困難なことに挑戦できるようになるし(チャレンジ反応)、
それまで以上につながりが強化される(思いやり・絆反応)
という「ストレスを味方につける」新しい考え方です。
そして、「逆境はレジリエンスを育む」という
アメリカで物議を醸し出したという研究結果が載っています。
前田少年にとって、最愛のお母さんとの別れは
決してあって欲しくなかったことだと思いますが、
その事実を受け入れる柔軟さと
その中でも自分に出来る挑戦に目を向ける姿勢と
何よりも彼のために生きると決めたお兄さんとの絆が
いまの前田さんの優しさと強さの背後に
ずっしりと存在していると感じました。
・・・って、勝手に熱く語ってしまったけど(笑)
きっと昔から本の虫だったという前田さんは
これらについては、もう承知していることなんじゃないかと思います。
でも、誰かの理論によらず、
自然体で、自らのあり方を通してそれが伝わるって
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